123.相続開始前に相続放棄はできない、遺言と分割協議での法定相続分の変更 (2017-04-08)|美花園コラム

24時間・365日受付年中無休

お問い合わせフリーダイヤル

0120-820-111

福岡県福岡市城南区飯倉1-2-16(荒江四つ角)

お葬式の事ならお任せ下さい。

トップへ戻るTOP

お急ぎの方へ

123.相続開始前に相続放棄はできない、遺言と分割協議での法定相続分の変更 (2017-04-08)

■■相続開始前に相続放棄はできない

 相続は被相続人の死亡とともに開始されます。
 
 ですから、仮に相続人に相続放棄の意思があっても、相続開始前に相続を放棄することはできません。また、被相続人の死亡以前にあらかじめ「相続放棄の契約」(念書を含む)を結んでいたとしても、その契約そのものが無効なのです。
 
 しかし、相続開始後であれば遺留分の放棄が認められます。原則として相続人の遺留分の請求・放棄は自由に行うことができるのです。相続人は、葬儀前後に遺留分の放棄を実施するか十分に検討しましょう。
 
 ただし、放棄する場合、口頭で伝えたり、メモ書きを渡すなどでは認められません。きちんと家庭裁判所に申し出て許可を得る必要があります。
 
 ところで、放棄するのに、なぜわざわざ家庭裁判所の許可が必要なのか、疑問に思われるかもしれません。これには、周囲の者に無理やり「放棄」を強要されたりするケースがないわけではないので、放棄の意思が当該人の真意に基づくものかどうかを家庭裁判所がチェックする必要があるのです。
 
 また、相続人の一人(あるいは複数)が遺留分を放棄した場合でも、これによってほかの相続人の遺留分が増加することはありません(民法一〇四三条二項)。
 
■■遺言と分割協議での法定相続分の変更

 過去に「遺言を書いておいた方がいいケース」を紹介しましたが、被相続人の職業や家庭事情によっては、法定相続分での遺産分割を行うと、例えば家業の仕事が継続不能となることがあります。相続の対象となる店舗での商売や、同じく自宅での家内工業などのケースですが、子どもが数人いて法定相続分の通り等分に遺産処理を行えば、敷地や家屋などを売却せざるをえません。これでは、結果的に家業を継いでいる相続人からその仕事を奪うことになります。

 生活基盤そのものが崩れるわけですから、これは不公平です。加えて、被相続人が生前から家業を子どものうちの誰かに継いでもらいたいと考えていたとしたら、その意思や希望にも反することにもなるります。このようなケースを防ぐための方法があります。
 
 法定相続に優先する方法には2つあって、1つは遺言です。遺言は原則として法定相続に優先します。ですから、被相続人が生前に遺言で相続分を指定すれば、それが優先されることになります。
 
 2つ目は、「遺産分割協議」による方法です。共同相続人全員が協議し、互いに納得するならば、その決定は法定相続に優先するのです。この「遺産分割協議」についてはまた別の機会に詳しく説明します。

←前へ ↑一覧へ 次へ→

 もしもの時

福岡市 美花園  092-851-8181

お問い合わせ

TEL:0120-820-111

ページのトップへ

0120-820-111
福岡市城南区飯倉1-2-16(荒江四つ角)

0120-820-111

Copyright (C) 美花園 All Rights Reserved