125.相続したくなければ相続放棄、遺産分割協議とは (2017-04-09)|美花園コラム

24時間・365日受付年中無休

お問い合わせフリーダイヤル

0120-820-111

福岡県福岡市城南区飯倉1-2-16(荒江四つ角)

お葬式の事ならお任せ下さい。

トップへ戻るTOP

お急ぎの方へ

125.相続したくなければ相続放棄、遺産分割協議とは (2017-04-09)

■■相続したくなければ相続放棄

 繰り返しますが、相続は被相続人の死亡によって開始します。そして、その後であれば、相続人は、相続するもしないも、あるいは限定承認を選ぶか、すべて自由に選択が可能です。また、限定承認とは異なり、放棄は個々人各自が行う行為です。葬儀の後に本当に放棄すべきかを検討しましょう。
 
 相続放棄は、限定承認の場合と同様に「相続開始を知った日から3カ月以内」に手続きをする必要があります。この期間を「熟慮期間」あるいは「考慮期間」といいますが、この期間内に家庭裁判所に「相続放棄申述書」を提出します。家庭裁判所では審判を行い、この申述書の受理を判断し、受理する場合には「相続放棄申述受理証明書」を交付します。
 
 受理された場合、相続放棄の効力は相続開始時点までさかのぼり、放棄した相続人は最初から「相続人ではなかった」とみなされます(民法九三九条)。この結果、代襲相続も発生しません。
 
 そして、例えば子どもが相続放棄をした場合、遺産のすべてが配偶者に行くわけではありません。子どもは最初から相続人ではなかったこととなり、いわば「いなかったことと同様」になるわけですから、父母などの直系尊属が生存している場合は、配偶者と直系尊属が、直系尊属がいなければ、配偶者と被相続人の兄弟姉妹とが遺産を相続することになります。
 
 また、単に相続分をゼロにするには、遺産分割協議で取り分を失くす方法がありますが、この場合は「相続自体は行われた」わけで、債務がある場合にはその債務を引き継がざるを得ません。

■■遺産分割協議とは

 被相続人の財産や権利・義務の処分方法を相続人が話し合うことが「遺産分割協議」です。もちろん、遺言書で相続分などが指定されている場合はその遺言が優先されますが、遺言書がない場合は相続人それぞれが相続分を分け合うことになります。つまり、遺産分割協議は、遺言書がない場合の遺産分けの手続きなのです。
 
 相続は被相続人の死亡によってスタートします。この時点で、相続人が複数の場合、遺産は共同相続人の「共同所有」になります。これを相続人それぞれの「所有財産」とするための話し合いが遺産分割協議ということです。基本的には法定相続分の割合に応じて遺産を分割するのですが(民法九〇〇条、九〇六条)、民法では「遺産に含まれるものや権利の種類・性質などに加えて、各相続人の年齢、職業、生活状態などの一切の事情を考慮して行うこと」とされています。
 
 分割協議は全員が一堂に会してやらなくともかまいません。代表者が協議案を作成し、持ち回りで同意を求めることも可能です。

※法定分割、任意分割、指定分割
 
 法定分割とは、民法九〇〇条、九〇六条に基づいて各人の相続分に応じて分割すること。
 
 任意分割とは、相続人全員の話し合いで出された結論によってそれぞれの相続分を決定する方法。
 
 また、被相続人が遺言によって遺産の分割を定め、あるいは分割を定めることを第三者に委託している場合は、遺言で定められたとおり、あるいは委託された第三者の定めるとおりの分割に従うこと。これを指定分割といいます。

←前へ ↑一覧へ 次へ→

 もしもの時

福岡市 美花園  092-851-8181

お問い合わせ

TEL:0120-820-111

ページのトップへ

0120-820-111
福岡市城南区飯倉1-2-16(荒江四つ角)

0120-820-111

Copyright (C) 美花園 All Rights Reserved