末期の水と 送り化粧は家族で (2021-03-14)
最期の別れの葬儀 葬式という仕事は故人に対する
感謝の気持ちで執り行いたいものです。
臨終を告げられたら ご身内 ご親族の方が
末期の水「まつごのみず」を口にふくませます。
これは 仏教 釈迦が臨終の際に水を求めたと言うことからきたもので
死後の世界でも 渇きのないようにと願う死者への 餞「はなむけ」とも
言える儀式です。
昨今は この儀式も 簡略 省略気味になってまいりましたが
故人とこの世で一緒に過ごす短い時間ですので
一つ一つの儀式を丁寧に 心置きなく、故人の為に 自身の為に
残りし人の為に 進めていきましょう。
大家族の時代は「たらい桶」にいれた水にお湯を足し、家族で 体を拭いて
湯灌をしていましたが、時代が変わり、
病院で看護師さんがきれいにして下さる事が多くなってまいりました。
死後の処置 口 鼻 肛門に 脱脂綿をつめ 汚物が出ないようにします。
病院に入院されていたら 看護士さんが最後にして下さいます
故人と居られる残りわずかな時間を
故人にご奉仕できる作業は限られてきますので 送り化粧も
遺族 親族の方でしてさしあげましょう。
最期が残りし者の眼に爽やかに 穏やかに永遠に美しく心に残るように
死に化粧を施します。
女性なら 頬紅やおしろい 口紅等の薄化粧してあげましょう、
男性なら ひげを剃って 髪を整えてあげましょう。
髪 つめもきれいに整えましょう。
最後のお別れとなる通夜 葬儀 葬式の前にご遺体をきれいにして 送りましょう。
もしもの時は 美花園に 092-851-8181
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もしもの時
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