183.葬儀の場所を決める(2)、■■葬儀の日程を決める(1) (2017-06-08)
■■葬儀の場所を決める(2)
■葬祭業者経営の斎場が選ばれる理由
①住宅事情
②手伝いの人手がいらない
③きめ細かいサービス
④進行がスムーズ
⑤宿泊施設が完備
⑥近隣に迷惑をかけずにすむ
⑦近所に家の事情を詮索されずにすむ
⑧交通の便がよい
■注目されるホテル葬
近年、ホテルも葬儀(お別れ会など)に使われるようになりました。交通の便がよく駐車場完備、料理もサービスも質が高く好評です。
しかし、料金が古向めで、遺体の搬入はだめ、焼香はだめ、などの規制があるところが少なくありません。
■■葬儀の日程を決める(1)
■寺院や火葬場と相談する
葬儀の日程は、宗教者の都合や、火葬場、斎場の空き具合や、遠方からの親戚の到着時刻などを考えて決定します。
ただし、火葬は死因が指定感染症以外の場合は、死後24時間を経過してからでないと行えません。
一般的には、死亡当日の夜は、身内だけで通夜を行い、翌日の夜に一般の弔問を受ける通夜、翌々日に葬儀・告別式と火葬を行う日程が、もっとも多くみられます。
諸々の都合で、死亡当日通夜、翌日葬儀という日程もありますが、関係者への連絡、会葬者の都合、遺族間の意見の調整などを考慮しましょう。
■新しい形の日程
いわゆる家族葬の場合は、死亡日とその翌日は身内で通夜をし、翌々日、身内で葬儀と火葬をします。そして場合によっては、しばらく日にちをおいてから、お別れ会を行います。
また、死亡日と翌日は身内で通夜をし、翌々日の夜、葬儀・告別式をする組み方もあります。その翌日の午前中に身内だけで火葬をすれば、火葬場もすいていてスムーズです。
■火葬場が休みの日もある
友引の日は、「友を死に引く」という迷信を気にして、葬儀を行う人が少なく、この日を休業日にしている火葬場が多くみられます。
また、ほとんどの火葬場は、正月三が日は休業なので、年末年始の葬儀は、4日以降に行うことになります。もし、年末年始に葬儀をするのはためらわれる場合は、家族だけで密葬し、8日以降に葬儀・告別式を行うケースもみられます。
■骨葬の地域もある
一般的には告別式の後に火葬しますが、関東より北の地域などでは、火葬を先にして、遺骨で葬儀を行う「骨葬」の地域もあります。そうすると、葬儀日程も変わってきます。
骨葬の場合は、通夜をし、翌日の午前中に出棺して火葬に付し(密葬)、午後から葬儀・告別式(本葬)を行って、その後墓地に納骨します。通夜に先立って、火葬する地域もあります。
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