191.通夜・葬儀の打ち合わせ(2) (2017-06-17)
■■通夜・葬儀の打ち合わせ(2)
■葬儀・告別式の進行
火葬の時間は遅らせることはできないので、弔辞など盛りだくさんだと、最後のお別れや出棺のあいさつに時間がとれなくなります。早めに開始するなど余裕をもった進行にしましよう。
■葬祭業者への心づけは不要
最近は、心つけは受け取らないと決めている葬祭業者がほとんどです。心づけを渡す渡さないで、仕事ぶりが変わることはありません。
公営の火葬場でも、心づけは受け取りません。
■■仏式の通夜と葬儀・告別式
■通夜の受け付け
弔問の受け付けは、通夜開始時間の30分前からが一般的です。
早めに来た弔問客には、式場内か控室で待ってもらいます。
■僧侶を出迎える
僧侶が着いたら、世話役が着替えのできる控室に案内します。喪主もあいさつに伺って、通夜の式次第を打ち合わせします。
このとき、白木の位牌に戒名を書いてもらう場合もあります。最近は、あらかじめ僧侶が書いた半紙を白木に貼りつけることもあります。
■通夜・葬儀の席次
席次は、通夜も葬儀・告別式もほぽ同じです。基本的には祭壇に向かって右側前列に遺族が座ります。喪主が柩にいちばん近い位置に座り、以下故人と関係の深い順に座ります。左側には、弔辞を読む人、来賓などが、柩に近いほうから関係の深い順に座ります。自宅など式場が狭い場合は、全員が祭壇に向かい、前から血縁の深い順に座ります。
式場が狭く、席に着けない場合の一般の会葬者は、受付を通した後、待機して、順路に従って焼香台で焼香し、順路に従って退出。式場出口で、会葬礼状と返礼品を受け取ります。通夜の場合は、通夜振る舞いの席へ。
■葬儀と告別式
本来、葬儀と告別式は別のものです。葬儀式は、死者をこの世からあの世へ引き渡す儀式。告別式は、会葬者が死者に別れを告げる儀式です。現代では、葬儀式と告別式が一体化し、同時に行われることが多くなりました。
席次や僧侶の迎え方は、通夜と同じです。式次第は、葬儀・告別式のほうが儀式として形式を踏んだ進行になります。
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もしもの時
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