192.通夜・葬儀の打ち合わせ(3) (2017-06-17)
■■通夜・葬儀の打ち合わせ(3)
■通夜の式次第
①遺族・関係者が着席/喪主と遺族は、通夜の始まる15分前には着席します。
②僧侶の入場・読経/一同が席に着いたのを確認して、僧侶が入場。読経が始まります。参列者は僧侶の読経
を静かに聞き、故人へ思いを寄せます。
③焼香/読経が終わると焼香が始まります。読経が長いときや参列者の人数が多いときは、読経の途中で焼香
が始まることもあり、いずれも僧侶の案内に従います。焼香の順は、基本的に席次順で、喪主→遺族→親戚
→来賓→場内の参列者→一般弔問客と続きます。
弔問客の焼香時には、喪主は立って礼をする必要はなく、座ったまま軽く目礼をします。
④法話を聞く/焼香が終わると、僧侶が法話や説教をする場合もあります。
⑤僧侶退場/焼香と法話が終わると、僧侶が退場します。
⑥喪主があいさつする/喪主があいさつする場合には、弔問のお礼と、生前故人がお世話になったお礼を述べ
、弔問客を通夜振る舞いの席へ案内します。焼香を終えた人を接待係が順次、宴席へ案内する場合もありま
す。
⑦通夜振る舞い/喪主は僧侶にお礼のあいさつに出向き、翌日の葬儀の時間などを確認したうえで、僧侶を通
夜振る舞いの席に案内します。僧侶が出席しない場合は、「お膳料」と「お車代」を包みます。喪主はすべ
ての弔問が終わった後で、通夜振る舞いの席に顔を出し、あいさつして、接客します。
⑧通夜振る舞いを終える/通夜振る舞いはあまり遅くならないうちに切り上げます。予定時刻になったら、喪
主か接待係が閉会のあいさつをします。
⑨夜伽をする/会葬者が引き上げた後、遺族は晩中線香の火を絶やさないようにして、故人のそばに付き添い
ます。
通夜とは、「夜を通して」という意味で、かつては蘇生するかもしれないということで死後ずっと見守った
ものです。遺体を囲んで、近親者が故人と十分にお別れする時間を1時間でももちましょう。
翌日の葬儀を考えて、喪主は早めに休む配慮が必要です。夜伽をするなら、若い人たちが引き受けましょう
。会場によっては、防火のために夜間の付き添いを禁じているところもあります。
■受付係を頼まれたり
知らない人どうしの場合は、自己紹介をします。
会葬帳、香典帳、香典受け、名刺受け、筆記用具がきちんとそろっているかどうかを確認します。
香典を受けたら、すぐ後ろに控えている人が、弔問客に見えないように、香典の記入額と現金が合っているかどうかを確認します。複数人で組んで、確認と香典帳の記帳をするとよいでしょう。
葬祭業者は現金にはいっさいタッチしません。喪主の信頼厚い人が香典を預かるようにします。
香典を持参しない人にも、記帳はしてもらいます。
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もしもの時
福岡市 美花園 092-851-8181